酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2011/05/16

最近買ったDVD

ここのところ、気に入りの映画を目についた時に買う様にしているんです。この週末に買ってきたのが、法廷映画の大定番である「十二人の怒れる男」と「The Dark Crystal」です。まぁ、ジャケット等に興味のない方は、DVDを探して購入すると言う労力とは無縁なのかもしれません。
今更説明するまでもありませんが、「十二人の怒れる男」は今年4月9日に亡くなったシドニー・ルメット監督作品で、私のお気に入りの作品の一つです。「法廷もの」と言うジャンルを確立すると同時に、映画とは脚本が非常に大きな要素である事を示した作品でもあります。日本語版にはTV放映版が採用されているため、キャストほ同じですから、安心してみていられます。人が偏見によってどれだけのものを見落としているのかを知ると同時に、人の命が実感として受け取れない時の人の行動等が興味深く描かれているのが面白いのです。
The Dark Crystal」はデラックス版の方を購入できたのですが、これもまた有名なジム・ヘンソン監督作品です。こちらは基本的にはマペットによる映画で、かなりの部分がマペットを使用して製作されています。ジム・ヘンソン監督は、この辺りに強い方でしたから。何よりも美しい映像と、ユニークなデザインのキャラクター達。異世界と言うものを目の当たりにする気分です。それよりも、公開から28年も経っている事の方が驚きでした(苦笑)。
あああ、やっぱり、こういうのは所有していると言う事がうれしいものですね。

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2010/04/05

「U.F.O」は「サンダーバード」の轍を踏むのか?

来年公開予定の「U.F.O」の映画です。ご存知の方も多いのですが、テレビシリーズ「U.F.O.(放題:謎の円盤UFO)」の映画化作品なのですが「サンダーバード」のリメイクがあのていたらくでしたし、テレビシリーズの雰囲気は微塵もないのではないかと。よりによって、インターセプターのデザインが大幅に変わるなんて言う噂があったりして、ちょっと見過ごせないかと。間違っても、「サンダーバード」の鉄は踏んで欲しくはないっす。
特撮番組に登場するメカニックのデザインで、もっとも衝撃を受けたのがこのインターセプター。それまでに見ていたデザインは、たいてい元になるデザインがあって、主として空を飛ぶメカニックは飛行機をモチーフにしていたり、地面の上を高速で走るメカニックは自動車がモチーフだったりしました。ところが、このインターセプターのデザインはそう言うものとは一線を画してまして、機種に巨大な核ミサイル(!?)を搭載し、一発撃ったらとっととずらかるというとんでもないコンセプトの機体な訳です。核ミサイルも、熱や放射線で相手を殲滅するのではなく、巨大な爆発の圧力でUFOを破壊するというコンセプトな訳です。しかも翼というものはT字型の尾翼くらいで、主翼は後脚部を支える程度しかないという代物。まぁ、月面から発進して、月面に戻る訳ですから、脚部はそれほど頑丈である必要はなく、主翼も基本的には不要(放熱板は必要かもしれませんが)。で、出来上がった機体は飛行機という概念からはほど遠いものになった訳です。で、その発進シーンがYouTubeに上がっていたので貼っておきますが、このシーンは異様にカッチョいいのですわ。
で、ちょっと面白い話として、この前の登場シーンから運用コンセプトまで、全く同じものが日本の漫画にあった事をご存知でしょうか?これもよく知られていると思うのですが、「青の6号」(小沢さとる作)の中に登場する、青の本局の直衞部隊のシャーク1号がそれです。一説によれば、当時、サンダーバードの放映を担当していた東北新社経由で、あちらに資料がわたったのだとか。搭乗シーンが上からパイプに飛び込んで、そのままコックピットに乗り込むとか、機首に巨大なミサイルを搭載しているとか、類似点はいくつかあります。ホントだったら面白いんですけれど、今となっては確認のしようがありませんから。

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2010/03/24

行きたい〜!

今週末から、有楽町ですごい上映会が開催されます。どんなすごい上映会かと言うと、「黒澤明生誕100周年記念一挙上映会」な訳ですよ。監督作品全30本を上映する訳です。これを連続で上映するって言うんだから、ごっ機嫌でしょう。初日の3/27は最高の布陣で、「用心棒」「椿三十郎」「生きる」「七人の侍」な訳ですよ。私の最高に好きな映画群です。とは言っても、この日は歯医者に行かなけりゃならんので、見に行けないんですが。見に行ける人は、絶っっっっっっ対にこの初日です。「用心棒」「椿三十郎」と言えば三船のキャラがものすごく立っているし、「生きる」は志村喬の快演、いや怪演か!そして、最高傑作の呼び声の高い「七人の侍」です。特に、織田版「椿三十郎」を見た方には、絶っっっっ好の機会なので、是非オリジナルの「椿三十郎」を見ていただきたい。何がすてきって、初日は椿三十郎の上映後にトークショーがあるんですが、この時のゲストは加山雄三!当時は井坂伊織と言う若侍役でしたね。でも、サプライズゲストで、松山ケンイチ(2007年版で井坂伊織役を演じた)を呼ぶのだけは止めてください。
実は、学生時代は邦画ってバカにしてたんですよ。それなりに面白いんだけど、なんだか野暮ったいと言うか、日本以外では通用しなさそうで、いい印象がなかったんです。その盲を解いてくれたのが「椿三十郎」だったんですよ。今から二十数年前の事ですが、偶然見たテレビ放映のおかげです。その後、リリースされた東宝のレーザーディスク(!?)のシリーズを買いあさりましたよ。「用心棒」「生きる」は、未だ手元にあります。いいですねぇ、黒澤明監督作品は…。

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2010/03/23

「マタンゴ」

東宝の特撮映画にはちょっとかわったシリーズがありまして、その名も「変身怪人シリーズ」と言うんですな。このシリーズの属するのは「美女と液体人間」「ガス人間第一号」「電送人間」「マタンゴ」等です。いわゆる怪獣映画とは違って、派手さはそれほどないのですが、恐怖の方がメインになってくると言うシリーズでした。このシリーズの中で一番好きなのは「ガス人間第一号」なのですが、一番恐ろしいと思うのは「マタンゴ」。水野久美姉様の妖艶さは光っていますが、恐ろしい映画の筆頭に挙げていいでしょう。ストーリーは、派手な東京のネオン街を見下ろす病室に隔離された、一人の男のモノローグから始まります。彼は、ずっと窓から見えるネオン街を見下ろしながら、話し始めます。彼とその友人たちはヨットで航海中に時化にあい、とある島に流れ着きます。何もないところでお互いのエゴと欲望が渦巻き、人の一番醜いところをむき出しにしての共同生活が始まります。ところが、その島にはマタンゴと呼ばれる恐るべきキノコが繁殖していたのです。メンバーは、一人、また一人とマタンゴを食べ、キノコと融合した新たな生命体になって行きます。主人公は、恋人とともに脱出を試みますが、その恋人もマタンゴを食べてしまいます。彼女は主人公を誘います、「先生、美味しいわぁ、本当よぉ」。周りにはキノコと融合したかつての友人たちや、それ以前から存在していたキノコ人間たちが、笑い声ともつかない奇声を上げて襲いかかります。そして、ただ一人で脱出に成功し、東京に帰還した主人公の病室にシーンが戻り、彼のモノローグでエンドになります。ここまで、病室の彼は後ろ向きのままです。そしてカメラを振り返った時の驚愕のラストシーン。久保明さんはすごいですねぇ。今時の俳優では出来ないシーンです。強いて言えば、マタンゴの群生シーンは、もっと原色っぽい感じでも良かった様に思いますが。
広義でゾンビ映画にも分類される本作ですが、シリーズ中でもっとも恐ろしい作品に仕上がっていると思ってます。ちなみに、もっとも好きと書いた「ガス人間第一号」は、もっとも哀しい作品でもあります。

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2010/01/31

らったー、らったー、すぷらったー

世の中には、どうしようもない人間と言うのは、私を含めてかなり多い訳でして。例えば、私が好きな映画のジャンルに、ホラー映画等から枝分かれしたスプラッター映画と言うのがあります。まぁ、文字通りに血まみれの映画な訳で、「13日の金曜日」なんて言うタイトルをあげれば、どういう映画なのかわかると思います。確かに、スプラッター映画は血飛沫がとにかく派手で、必ず登場人物が一人ずつが殺されて行くと言うのが基本になりますが、極端に現実離れさせているために、ある意味、ファンタジーな感じがしないでもないのです。いきおい、ファンの視点は「如何にして殺されるのか?」とか、「どれだけの血飛沫が上がるのか?」とか、「スクリーミングクィーンの叫び声はどうか」等と言った、普通の映画では考えられない視点になっています。
その中で、私が一番「面白い」と思ったのが、「Re-Animator(邦題:ZOMBIO/死霊のしたたり)」です。原作が、H.P.ラブクラフトの「Re-Animator(邦題:死体蘇生者ハーバード・ウェスト)」ですが、大幅に違った方向に進みすぎて、笑っちゃうくらいのできばえになっています。YouTubeにオープニングテーマがあったので貼っておきますが、ぶっちゃけ、サイコのテーマソングのアレンジです。いや、これは、ちょっとすごいです。25年前だったから出来た様なモノで、今はいろんな理由で制作/公開できないでしょう。いやいや、狂気っちゅうのはこういうところから出て行くんですなぁ。

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2010/01/13

「サロゲート」の元ネタって

多分、諸星大二郎の「夢みる機械」だよね(笑)。ブルース・ウィリスが呆然と立ちすくんでいるシーンは、コミックスで主人公が「一人もいないなんて…、生きた人間が一人もいないなんて…」とつぶやくシーンにそっくりな気がするのは、私の気のせいでしょうか?多分、この作品にハリウッド映画流の大掛かりな陰謀を掛け合わせてできたのが「サロゲート」の様な気がしますけど。
ちなみに、この作品は1974年の発表なので、おおよそ35年前の作品なのです。

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2009/10/14

東宝特撮映画コレクション第2巻

そういう訳で、昨日販売なんですが、今日買ってきましたよ。デアゴスティーニの東宝特撮映画コレクションの第2巻で、今回は「モスラ対ゴジラ」です。所謂モスゴジと言うやつですが、実は、これが私の記憶に残る最初の特撮映画だったりします。映画館で見た記憶がある怪獣映画としては、おそらくは最初の作品ですが、多分、東宝チャンピオン祭りの一環の短縮版だったと思います。記憶の中でも鮮明なのは、埋め立て地の地下からゴジラがでてくるシーン。背中をぶるぶると降って、土を払いのけるシーンが圧巻ですね。まだザ・ピーナッツもかわいい感じの頃で(笑)。
次の号が「三大怪獣地球最大の決戦」、その次が満を持して発売される「海底軍艦」。海底軍艦は、メチャ売れしそうな感じがしますけど。このシリーズ、個人的に特に欲しいと思うのは以下の通り。
  • 地球防衛軍
  • 宇宙大戦争
  • ガス人間第一号
  • 妖星ゴラス
  • 海底軍艦
  • 怪獣大戦争
ウォオ、怪獣映画が少な!それにしても、ガンヘッドが東宝特撮映画として扱われていないのがちょっと残念。

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2009/09/07

忘れられない”黒澤映画”

オリコンライフで、忘れられない”黒澤映画”ランキングなんて事をやってました。第一位に輝いたのは、これ以外にトップにはならないと言う「七人の侍」。いや、まぁ、これを差し置いて、他の作品がトップに来たら、それはそれでおかしいと思いますが。他のランキングは異論がありますが、「七人の侍」は異論を挟む余地はありません。ただ、第二位以下は「えぇ〜っ」と言う感じの作品がはいっていたりして、異論は大量にあると思います。正直なところ、「生きるより夢の方が上とは如何した事か?」「影武者の方が隠し砦の三悪人よりもスケールが大きいと申したか?」等々、あると思いますけれどもね。それでも、個人的なランキングの上位にはいる作品はあらかたはいっていたので、一安心。さすがに、参加作品が多い事もあって、ランキングは三船敏郎最強伝説ならぬ、志村喬最強伝説みたいな感じもあります。
そうか、来年で黒澤明監督の生誕100周年な訳ですね。衛星放送あたりで一ヶ月間ぶっ続けで流したり、DVDの記念特価あたりを出してほしいものです。ただ、まぁ、もう再映画化はいいです(苦笑)。

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2009/07/13

「ポルターガイスト」

秋葉原のBookOffで見つけたのが、懐かしの「ポルターガイスト」(公開年1982)です。かなり好きな作品の一つなんですが、単なるホラーに分類されたり、派手な特撮の作品としてみてしまうと、ちょっと興ざめしてしまう作品です。まぁ、確かに出演者にいろいろとあった事は事実ですが、それでもこの作品は単なるホラーじゃない様に思ってるんです。この作品のメインキャラは、クレイグ・T・ネルソン氏演ずるスティーヴ・フリーリング。おとっつぁんです。このおとっつぁんが家族を守るために死ぬ程の目に遭いながらもがんばると言うストーリーなんです。単なるホラー映画ではなく、家長たるおとっつぁんが家族を守るために、現世の向こう側(テレビ画面の向こう側?)に赴いたり、様々な騒霊に苦しめられたりしながらも、最後には一家全員そろって家をあとにすると言う、ある意味感動的な作品なのです。音楽に関しては、これはなかなか捨てがたい良い作品です。
ぶっちゃけ、スピルバーグ製作&トビーフーパー監督作品なので、私が好きなのはスピルバーグサイドと言う事になるでしょうが。いやいや、トビーフーパー監督もきらいじゃないんですよ。「悪魔のいけにえ」なんて、スプラッター映画としては好きですし。でも、この作品に関する限りは、スピルバーグサイドの方が好きです。
ラストシーン、ポルターガイストのいた家を離れて、モーテルに移った家族が最初にした事が、テレビを部屋の外に放り出す事だったと言うのは、いろんな事を想像させますけど。もっと象徴的なのは、冒頭のシーンで、アメリカ国歌が流れるテレビ画面のシーンでしょうかね。いやぁ、明日、買ってこようかな。

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2009/07/11

「ダーク・クリスタル」

Sony Pictures Entertainmentから10月に販売されるBD作品として、ジム・ヘンソン氏の手による作品が3本予定されているのですが、そのなかで注目したいのは「The Dark Crystal」です。覚えておいでの方もいるかもしれませんが、今を去る事27年前に公開された(公開年:1982)ファンタジー系の映画です。全編の登場人物に人間はおらず、マペットと呼ばれる人形や着ぐるみ等が使用された作品です。ハリー・ポッターシリーズや指輪物語等が映像化されている現在、もっと高い評価をしても良いんじゃないかと思える作品です。柔らかく、暖かい映像が美しいのです。マペットたちの繰り広げる人間以上の演技、荘厳な音楽等、今ならばより高い評価をしてくれるんじゃないかと思います。ファンタジー系の作品が好きな方ならば、絶対にはまると思いますけど。別に、光線が乱れ飛ぶような戦闘シーンはありません(火花くらいは散りますが)し、魔法合戦みたいな戦争もありません。でも、異世界の作り方やファンタジー作品の何たるか等は、この作品で得られると思います。これを機会に、Blue-Rayプレイヤー等をそろえちゃおうか、そんな気にさせます。
一応、YouTubeにTrailerが上がってたんで、リンクしておきます。

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2009/07/03

お約束ですから

そういう訳で、金曜ロードショーの「エヴァンゲリヲン:序」を見てみたんだけど、なんだかなぁ、っていう感じ。まぁ、この種の映画って、テレビアニメを死ぬほど見直して、見ている側が舞台設定から、キャラクタ設定までだいたいをつかんでいるっていうのが前提としてある訳で、これはその轍を踏んだのか、あえてそうしたのかはわからないけれど、そういう状況ではありました。導入部なので、そうせざるを得なかったのかもしれませんが。
当然、あちこちにブラッシュアップはされているのはよくわかる訳で、映像としてのクォリティは上がってましたが。ヤシマ作戦のあたりは、盛り上がらないと行けませんからねぇ。ラミエルの変形は見事としかいえませんし、あれは人の手によるアニメじゃ難しいでしょう。でも、全体はと見れば、テレビ版とあまり変わらない訳で、そういう意味ではつまらんかった映画でした。

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2009/05/19

「タンポポ」

故・伊丹十三監督の「タンポポ」は不思議な魅力を持った映画です。「ラーメンウェスタン」というキャッチコピーの通り、本編のストーリーは意外とシンプルで、行列のできるラーメン店を作るのに手を貸す男たちの映画です。通りすがりの流れ者が、街の女性に請われて助成するって書くと、そういう感じが出るじゃないですか(笑)。ただし、メインストーリーに負けず劣らず、サイドストーリーがあちこちに盛り込まれており、下手すると本編よりもサイドストーリーの方が長かったんじゃないかと思えるくらいです。
有名なシーンはいろいろとありますが、やはり、厨房に忍び込んでオムライスを作るシーンですかね。実際に作っているのは別人でしょうが、作る人を演じたのがノッポさんだったのは有名な話。あとは、白服のやくざとその情婦って言うのも、かなり笑えるシーンを連発してくれました。いやいや、卵の黄身を口移しして行くシーンは、やたらエロかったですねぇ。
WikiPediaによると興行的にはふるわなかったそうなんですが、今見てもかなり笑えるシーンが多く、心から楽しめる映画だと思うのですよ。

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2009/05/16

「異人たちとの夏」

このブログも,いろんな人に見られているんだなぁと思った昨日の夜(笑)。
エー,AKANEちゃんの舞台でもらって来たチラシの中に,「異人たちとの夏」が入ってました。先頃、椎名桔平&内田有紀出演で製作発表された奴とは別の舞台なのですが。ご存知の方も多いと思いますが,山田太一原作の小説を,大林宣彦監督が映画化した作品です。1988年公開と言いますから,かれこれ,21年前ですねぇ。私、テレビ放映されたのを見たんですけれど、恥ずかしながら,涙が止まりませんでした。親が子を思う気持ち,子が親を慕う心,そして,人が人を思う気持ち。こういうのって言うのは,いつの時代も変わらんもんであって欲しいなぁと思ってます。殺伐とした現代,この作品の舞台化が持ち上がったのは偶然ではないのでは?ちょっと大げさだったかもしれないけれど,やはり,良いものは良いと。ほとんどの方があげると思うのだけれど,やはり主人公:風間杜夫の目の前、夕日のあたる今半のすき焼きを前にして,両親が消えて行くシーンは圧巻です。「…駄目らしいや」「お前の事を誇りに思っているよ」と言いつつ,父:片岡鶴太郎と母:秋吉久美子が消えて行くシーン。そして、風間杜夫が深々と頭を下げて,「ありがとう…ございました」と一言漏らすんですよ。いやぁ、もうなみだがとまりませんでした。で,その後に販売されたLDを買いに行ったと言う訳です。いつの間にかDVDもでていたようなので,機会があれば買いに行こうかと思います。

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2009/04/26

12人の怒れる男(DVD版)

前にも紹介した事があったんですが、シドニー・ルメット監督の「12人の怒れる男」です。近所のBookOffに入荷してたんで、どうしようかと迷ったんですが、財布の中身が厳しかったので先送りにしてしまいました。これ自体は、オリジナルがテレビ劇で、映画が公開された後に40年程経ってから再びテレビ映画として製作され、知らなかったんですが、2007年にはモスクワを舞台にリメイクされていたりします。日本でも、「12人の優しい日本人」なんて作品ができていたりするので、影響を受けた作品は意外と多い事になります。
多分、アメリカの陪審員制度が持つ利点や問題点を示す、優秀な作品と言っていいのだと思うので、裁判員の方々は事前に見ておく事をお薦めしておきます。まぁ、これと同じ事にはなる訳がないのですが、命を預かる事の重さ、人を裁くと言う事がどういう事なのか、ほんの少しだけですが垣間見えてくるのではないかと思います。モノクロの作品ではありますが、上映時間はおよそ96分。とはいうものの、一瞬たりとも気が抜けないし、目が離せなくなります。
後から考えてみると、すべての陪審員の名前は、協議している部屋の中で呼ばれる事はありません。呼ばれるのは番号だけで、主人公は8番なのです。ある意味、匿名性による議論の活性化と言う視点でも見る事ができるのかもしれません。日本語版はほぼテレビ放映版のはずなので、うちのテープライブラリにあるものを見ると、かなり良質の翻訳に加えて、声を当てられた方々の演技力のおかげで、日本語版でも十分に楽しむ事ができます。機会があれば、裁判員の方でなくても、是非是非見ていただきたい作品です。

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2009/04/25

遊星からの物体X

最近、見てみたい映画の一つに「遊星からの物体X」があります。原作は、ジョン・W・キャンベルの「影が行く」ですな。1951年「遊星よりの物体X」に続いて、1982年に公開された方です。あさりよしとお先生なんかはよくネタとして使っていて、「宇宙家族カールビンソン」ではパロディ化したキャラ(ジョン君)がレギュラーとして出ていたんですが。なんでこんなものをと言えば、今見た方がラストの見え方が違うんじゃないかなぁと思うんですよ。この映画に登場する異星人で重要なのは、「誰が”そいつ”なのかわからない」と言う点と、「”そいつ”はあらゆる生物と同化/擬態できる」と言う点。仲良くしてくれていた友人でさえ、いつ自分の命を狙うモノにかわるかわからないと言う人間不信が根底にあって、それは今の時代に近いように思うのです。今の時代、いつ、どこで、誰が襲ってくるかわからないと言う、物騒な時代になってしまいましたから。そして、主人公を演じたカートラッセルも、ラストシーンで「こいつは俺たち(人類)と同じだ」と発言をします。このシーンを、今の視点で見直してみたいんですよ。残念ながら、DVD版がなかなか見つからないので、まだ見られないんですが…。ところで、YouTubeにあった名シーンの一つを貼っておきます。エーと、グロい画像や、スプラッタ/ホラー系の映画が苦手な方は、再生しないでくださいね。ただ、今のようなCG全盛に比べると、当時の操演を組み合わせた”そいつ”の方が生き物っぽい生々しさにあふれているような気がするのは、私の偏見でしょうか?

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2009/04/04

20年以上前の記憶がぁ〜、蘇るぅ〜

実は、初めてオーディオCDなるものを買ったのは大学生の頃なので、今からかれこれ25年くらい前になります。使い過ぎで、数台のCDプレイヤーを再起不能にしてしまいましたが(苦笑)。実は、部屋の隅っこから、当時のCDがでて来まして、懐かしさに思わず書き込んでいる訳です。初めて買ったオーディオCDは、何を隠そう、「Indiana Jones and Raiders of the lost Ark」のサントラ盤だったりします。映画を見に行ったのとは別に、サントラ盤はその後に買いに行った記憶があります。永の年月にちょっと変形していた様で、読み出せないドライブがあったり、ものすごく振動したりもしましたが、とあるマシンで無事にデータ化できました。いや、やっぱりうれしいです。学生時代の思い出が、ちょっと蘇って来たりして(苦笑)。
インディジョーンズの音楽で、一番好きなのはテーマミュージックの冒頭。弦楽器主導によるテーマが流れ始めた後、いきなり高音のトランペットが立ち上がってくるあたり。ぐいぐいと自分の心を引っ張り上げてくれるような、奈落の底から舞台に引っ張り上げてもらったような、落ち込んだ気分の時でも無理矢理に高揚させるような、『ハイ』な気分にさせてくれる感じがするのです。音楽を聴いて元気になるなんて体験を、外国映画のサントラで体験したのは、この作品が初めてだったと記憶しています。作曲は紹介の必要がないくらい有名なジョン・ウィリアムス氏。私が覚えている、数少ない海外の作曲家ですな。経歴を調べてみると、意外な事に、「宇宙家族カールビ…」じゃなくて、「宇宙家族ロビンソン」「タイムトンネル」なんかも音楽を担当していたんですね。今日は、この音楽を聴いていたいと思います。

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2009/02/02

「生きる」

前にも書いた事がありますが、個人的には黒澤明作品は大好きなのです。中でも、この「生きる」は別格だと思ってます。黒澤監督の現代劇の中では、これが最高傑作だとさえ思ってます。このときの志村喬氏の名演技は、よい意味での怪演と言ってもいいでしょう。静かに、しんみりと心にしみてきますよ、この作品は。今でも、この作品を見るのは気をつけないといけないんです。志村喬氏の演技に吸い込まれてしまって、涙が止まらなくなるんですよ。気分が落ち込んだときにこれを見たら、果てしなく落ち込んでしまいます(苦笑)。
で、YouTubeを見ていたら、「生きる」の挿入歌であるゴンドラの歌を初音ミクに歌わせている作品がありましたので、紹介しておきます。正直、製作された方の台詞に共感が持てますので、初音ミクはおまけ的な感じですね。


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2009/01/22

伊福部サウンド

俗に「伊福部サウンド」と呼ばれるのが故・伊福部昭先生の曲なんですが、特に映画音楽で使われたりすると、こう呼ばれることが多くなります。個人的にも好きなんですよね。まぁ、特撮ファンの一人なので、東宝の特撮映画と言えば伊福部先生の音楽なしには語れません。怪獣大戦争マーチに代表される一連の戦闘マーチなんてのは、聴いていて心が躍る感じがします。多分、同じ感覚で聞いている方も多いと思うのですが。iTuneStoreでも、最近は伊福部先生のアルバムが売られていたりしますしね。ちなみに、私の手元のオーディオCDで、作曲家の名前だけで買った作品なんてのは、伊福部先生の作品だけっす。
前にも書いたかもしれませんが、先生の楽曲って、どことなく土と泥の匂いがするんですよ。それとも、昔から日本にある田んぼと畑の香りと言った方がいいんでしょうか。楽曲なので「匂い」って言うのもおかしいんですが、聞いていて頭に最初に浮かぶイメージは田植え直前の田んぼとか、野菜の実った畑なんですよ。そういう、古き良き日本のイメージを持てるのも、伊福部サウンドの特徴なのかもしれません。最近の音楽は、プラスティックとコンクリートのイメージしかないですから。
そういう感覚でYouTubeを見ていると、「伊福部昭」をキーワードにして検索してみると、大量の動画が検索できてしまいます。伊福部サウンドにギターを合わせている方や、自衛隊による演奏など、面白いですよ。正直、YouTubeの10分と言う短い時間の中では、SF交響ファンタジーをすべておさめることができません。もっとも短い3番でさえ,演奏時間13分以上ありますから。そういう訳で、そんな中から陸自の音楽隊による演奏の画像を張っておきますので、お楽しみください。

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2008/12/11

あり得ないドラゴンボール

わははは、こりゃ、ひどい。と言う訳で、以前からひどい出来映えと言う評判の「Doragonball Evolution」の予告編が出ていたので、下に貼っときます。某所では突っ込みどころ満載と言う話も聞きましたが、これはどこから突っ込んでいいものやら(苦笑)。なんだか、元作品の雰囲気の欠片もないような感じで。まぁ、ピッコロさんの造形はそれなりの出来映えですが、キャラクターの性格設定も、舞台設定も、すべてが逸脱していますねぇ。実は、この作品はあまりの出来映えの悪さに、急遽タイトルが変わったと言う逸話付きのものです。大本は「Doragonball」ですが、あまりにもひどすぎて、「Doragonball Evolution」と作品名を変えたと言う話ですよ。いや、予告編だけで、その雰囲気はよくわかりました。これ、いくら子供でも、受けないと思いますよ、特に日本では。断言しますが、公開後半年以内にDVD/BluRayで作品の販売が開始されるでしょう、制作費はかなり高額と聞きますから。
さて、ここで問題です。「Doragonball Evolution」と「Final Fantasy(映画版)」、出来の悪いのはどっち?!

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2008/11/05

昨日までは正常な人間だったのに…

ヴァン・ヘルシングを見ていて一番恐ろしいと思ったシーンは、実はブダペストの仮面武闘会、いや仮面舞踏会のシーンです。その直前までは普通の人たちに見えた客達が、一斉に吸血鬼の本性を露にした瞬間、それが一番怖いですわ。さっきまで自分と同類だとばかり思っていたのが、いきなり本性を剥き出しにしてこちらを襲ってくる。さっきまでは同じ側にいたはずなのに、一瞬の後には向こう側のメンツに代わっていると言う。一瞬前までは友人の顔をしていたのに、今はその仮面を脱ぎ去って襲ってくる。実は、ゾンビ映画の恐怖の原点は、この一点にあります。死んでいたはずのモノが動き出すのも恐怖ではあるのですが、それ以上に、昨日までの友人が自分を襲ってくることの方が恐怖でしょう。こちらは、友人だと思えばこそ、相手を殺める手段をとれない。ゾンビ映画にある絶望と悲しみ、憎しみの大半はこの一点に集約されるのではないかと思います。まぁ、SFボディスナッチャーなどのSF映画でも使い古された手法な訳ですが、バイオハザードはソンビ映画の方ですかね。まぁ、そんなことを思い出した今日この頃でありますですよ。人の敵は人、いやぁ、世知辛い世の中になったことですこと。

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