酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2009/01/22

伊福部サウンド

俗に「伊福部サウンド」と呼ばれるのが故・伊福部昭先生の曲なんですが、特に映画音楽で使われたりすると、こう呼ばれることが多くなります。個人的にも好きなんですよね。まぁ、特撮ファンの一人なので、東宝の特撮映画と言えば伊福部先生の音楽なしには語れません。怪獣大戦争マーチに代表される一連の戦闘マーチなんてのは、聴いていて心が躍る感じがします。多分、同じ感覚で聞いている方も多いと思うのですが。iTuneStoreでも、最近は伊福部先生のアルバムが売られていたりしますしね。ちなみに、私の手元のオーディオCDで、作曲家の名前だけで買った作品なんてのは、伊福部先生の作品だけっす。
前にも書いたかもしれませんが、先生の楽曲って、どことなく土と泥の匂いがするんですよ。それとも、昔から日本にある田んぼと畑の香りと言った方がいいんでしょうか。楽曲なので「匂い」って言うのもおかしいんですが、聞いていて頭に最初に浮かぶイメージは田植え直前の田んぼとか、野菜の実った畑なんですよ。そういう、古き良き日本のイメージを持てるのも、伊福部サウンドの特徴なのかもしれません。最近の音楽は、プラスティックとコンクリートのイメージしかないですから。
そういう感覚でYouTubeを見ていると、「伊福部昭」をキーワードにして検索してみると、大量の動画が検索できてしまいます。伊福部サウンドにギターを合わせている方や、自衛隊による演奏など、面白いですよ。正直、YouTubeの10分と言う短い時間の中では、SF交響ファンタジーをすべておさめることができません。もっとも短い3番でさえ,演奏時間13分以上ありますから。そういう訳で、そんな中から陸自の音楽隊による演奏の画像を張っておきますので、お楽しみください。

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