私的ネットブック考

ここのところは、不景気の風が荒れまくったおかげで、、いわゆるネットブックが大躍進したらしいのですが。私個人に限れば、ネットブックは少しも欲しいとは思えないんですね。その理由と言うのは、多分、次の３点に集約されるんじゃないかと思います。

1. オールインワンではない
   
2. キーボードが中途半端
   
3. 機能的にアンバランス
   

まず、ノートPCに対する考え方は、全部入りのモデルか、最小構成のモデルかの二通りだと思うのです。具体的に書けば、光学ドライブが入っているか否かと言う点につきるのですが、やはり、内蔵している方が何かと便利だとは思うのです。

次に、大きさ的な問題として、ネットブッククラスのキーボードが非常に入力しにくいと言うこと。A5サイズに対応したキーは一般的なキー入力と同じ態勢で臨むと、入力がしにくいんです。特に、私自身の指が太いので、狭くなってくるほどに隣のキーと同時押しになってしまう点が困ってしまいます。いえ、小さくてもCLIEのキーボードのように入力しやすい物もありますので、単に小ささが足りないと言うか、中途半端すぎると言うことでしょう。まだ、ソニーのVAIO TypeUXの方がなんぼか入力しやすいように思いますが。次いでながら、トラックパッドが狭くて使いにくいと言う点もあります。

あとは、全体的にアンバランスな機能があります。低価格にするためにはやむを得なかったんだと思いますが、内蔵したRAMはまだしも、SSDは少容量過ぎ、HDDは遅すぎです。画面が小さいので、さほどグラフィックがトロイとは言い切れませんが、足回りが弱いのは事実。まだ、B5ファイルサイズクラスの中古品の方が楽だなぁと思える感じです。どこか「とんがった」商品は好きなはずなんですが、やはり中途半端すぎるからでしょうか？！

う〜ん、こういう商品は嫌いではないのですが、なぜか、低価格であっても買おうとは思ったことがないのが、未だに不思議なのです。