酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2010/04/05

「U.F.O」は「サンダーバード」の轍を踏むのか?

来年公開予定の「U.F.O」の映画です。ご存知の方も多いのですが、テレビシリーズ「U.F.O.(放題:謎の円盤UFO)」の映画化作品なのですが「サンダーバード」のリメイクがあのていたらくでしたし、テレビシリーズの雰囲気は微塵もないのではないかと。よりによって、インターセプターのデザインが大幅に変わるなんて言う噂があったりして、ちょっと見過ごせないかと。間違っても、「サンダーバード」の鉄は踏んで欲しくはないっす。
特撮番組に登場するメカニックのデザインで、もっとも衝撃を受けたのがこのインターセプター。それまでに見ていたデザインは、たいてい元になるデザインがあって、主として空を飛ぶメカニックは飛行機をモチーフにしていたり、地面の上を高速で走るメカニックは自動車がモチーフだったりしました。ところが、このインターセプターのデザインはそう言うものとは一線を画してまして、機種に巨大な核ミサイル(!?)を搭載し、一発撃ったらとっととずらかるというとんでもないコンセプトの機体な訳です。核ミサイルも、熱や放射線で相手を殲滅するのではなく、巨大な爆発の圧力でUFOを破壊するというコンセプトな訳です。しかも翼というものはT字型の尾翼くらいで、主翼は後脚部を支える程度しかないという代物。まぁ、月面から発進して、月面に戻る訳ですから、脚部はそれほど頑丈である必要はなく、主翼も基本的には不要(放熱板は必要かもしれませんが)。で、出来上がった機体は飛行機という概念からはほど遠いものになった訳です。で、その発進シーンがYouTubeに上がっていたので貼っておきますが、このシーンは異様にカッチョいいのですわ。
で、ちょっと面白い話として、この前の登場シーンから運用コンセプトまで、全く同じものが日本の漫画にあった事をご存知でしょうか?これもよく知られていると思うのですが、「青の6号」(小沢さとる作)の中に登場する、青の本局の直衞部隊のシャーク1号がそれです。一説によれば、当時、サンダーバードの放映を担当していた東北新社経由で、あちらに資料がわたったのだとか。搭乗シーンが上からパイプに飛び込んで、そのままコックピットに乗り込むとか、機首に巨大なミサイルを搭載しているとか、類似点はいくつかあります。ホントだったら面白いんですけれど、今となっては確認のしようがありませんから。

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1 Comments:

At 11:09 午後, Anonymous 魔人 said...

なるほど、UFOもリメイクされるのですか。
メカニックもそうですが、配役も気になったりして。
基本は、司令官がだれ?とかでしょうが、ここはやはり
エリス中尉はだれ?でしょうか(笑)

個人的には、SKY-1も捨てがたいですな。あの発射
シーン。あ、DVDボックス見よう。

 

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