酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2009/05/19

「タンポポ」

故・伊丹十三監督の「タンポポ」は不思議な魅力を持った映画です。「ラーメンウェスタン」というキャッチコピーの通り、本編のストーリーは意外とシンプルで、行列のできるラーメン店を作るのに手を貸す男たちの映画です。通りすがりの流れ者が、街の女性に請われて助成するって書くと、そういう感じが出るじゃないですか(笑)。ただし、メインストーリーに負けず劣らず、サイドストーリーがあちこちに盛り込まれており、下手すると本編よりもサイドストーリーの方が長かったんじゃないかと思えるくらいです。
有名なシーンはいろいろとありますが、やはり、厨房に忍び込んでオムライスを作るシーンですかね。実際に作っているのは別人でしょうが、作る人を演じたのがノッポさんだったのは有名な話。あとは、白服のやくざとその情婦って言うのも、かなり笑えるシーンを連発してくれました。いやいや、卵の黄身を口移しして行くシーンは、やたらエロかったですねぇ。
WikiPediaによると興行的にはふるわなかったそうなんですが、今見てもかなり笑えるシーンが多く、心から楽しめる映画だと思うのですよ。

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1 Comments:

At 6:48 午前, Anonymous sijima said...

私は海女さんの下りがエロくて好きでした。w

 

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