酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2012/04/15

テクノポリス21Cの思い出

某雑誌に「テクノポリス21C」なんて言う文字が並んでいて、あの夏にモーニングショー上映を見に行った人間としては、ちょっと思い出を書いておきたいと思います。ええ、ええ、もちろん、LDは持っています。制作がアートミック、音楽が久石譲さんとか、メカニックデザインがスタジオぬえの宮武さんとか、細かい所はwikipediaを参照してください。まぁ、特設された特捜マシン隊の刑事と1対1で組む「テクロイド」と呼ばれるロボットがいるんですが、それぞれに別々の役割/機能を持っている訳で、デザインなんかも違っている訳です。まぁ、いまのスーパー戦隊シリーズであるゴーバスターズの遠い祖先と言ってもいいでしょう。作画なんかはドラゴンプロダクションとなっていますが、まぁ、誰がどう見ても竜の子プロダクション的な演出/作画だったりするんですが。アニメ作品としての出来映えって言うのは、いろんな意味で今ひとつだった訳で、メカニックデザイン等がよかっただけに残念でなりません。その後のマクロスに一部のメカデザインが継承されましたが、当時の動画/原画/背景のスタープロの出来映えの悪さを考えると不遇の時代に映像化された作品かなと言う気もします。ちなみに、初放映時のマクロスも全体はがたがたで、再放映時に全体の作画が見直されたのは有名な話です。
個人的に好きだったのは、女性型テクロイドのスキャニー。えー、そう考えたのは私だけではなかったようで、某園田健一さんがデザインした初代ラムロイドは、このスキャニーがモデルになっているそうです。当時のどこかの雑誌のインタビューで、「うまく似合う顔がデザインできなかったので」蜂の巣状のマルチセンサを顔面に持ってきた旨の回答をしてらして、そうだったのかと驚いた次第です。ちなみに、このスキャニーのデザインは、髪型は三つ編みで、上半身がセーラー服、下半身はガーターを意識したと書いてありましたけどねぇ。ちょっと色っぽかったです。今でもワンフェス等でテクロイドが3D化されているのを見ると、このデザインがメカフェチ魂に火をつけているんかなぁと思ったりもします。公開から30年近くも経ってるんですけどねぇ。

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