酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2009/07/13

「ポルターガイスト」

秋葉原のBookOffで見つけたのが、懐かしの「ポルターガイスト」(公開年1982)です。かなり好きな作品の一つなんですが、単なるホラーに分類されたり、派手な特撮の作品としてみてしまうと、ちょっと興ざめしてしまう作品です。まぁ、確かに出演者にいろいろとあった事は事実ですが、それでもこの作品は単なるホラーじゃない様に思ってるんです。この作品のメインキャラは、クレイグ・T・ネルソン氏演ずるスティーヴ・フリーリング。おとっつぁんです。このおとっつぁんが家族を守るために死ぬ程の目に遭いながらもがんばると言うストーリーなんです。単なるホラー映画ではなく、家長たるおとっつぁんが家族を守るために、現世の向こう側(テレビ画面の向こう側?)に赴いたり、様々な騒霊に苦しめられたりしながらも、最後には一家全員そろって家をあとにすると言う、ある意味感動的な作品なのです。音楽に関しては、これはなかなか捨てがたい良い作品です。
ぶっちゃけ、スピルバーグ製作&トビーフーパー監督作品なので、私が好きなのはスピルバーグサイドと言う事になるでしょうが。いやいや、トビーフーパー監督もきらいじゃないんですよ。「悪魔のいけにえ」なんて、スプラッター映画としては好きですし。でも、この作品に関する限りは、スピルバーグサイドの方が好きです。
ラストシーン、ポルターガイストのいた家を離れて、モーテルに移った家族が最初にした事が、テレビを部屋の外に放り出す事だったと言うのは、いろんな事を想像させますけど。もっと象徴的なのは、冒頭のシーンで、アメリカ国歌が流れるテレビ画面のシーンでしょうかね。いやぁ、明日、買ってこようかな。

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