「新仮面ライダーSpirits」

そう言う訳で、近所のブックオフに「新仮面ライダーSpirits」が落ちていたので回収してきました。１巻は既に購入済みなので、２巻と３巻のみです。２巻の途中までは２号ライダー誕生編、それ以後は「仮面ライダーSpirits」の16巻から続くアマゾンライダー編です。今読んでいるコミックスの中では、数少なくなってしまった「超・燃え系」の作品なので、もう少し続けて欲しいと思ったりするんですが。本郷猛の苦悩と心の弱さ、一文字隼人の強い思い等が集中して読めるのはうれしい限りです。素敵だったのは、かわいくなってしまったモグラ獣人（苦笑）。記憶を失っても、再び友達になろうとしている姿勢、友達のために一生懸命になるその心がいい感じに出ています。もう一人、「新仮面ライダーSpirits」からの出演となったのが緑川ルリ子さん。若い頃のひたむきな少女の姿と、ちょっとけれん味が入ったけど、いい女になった現在の対比がなかなかよろしいです。強面のゴードンに対して、「あなたこそ、そう言う事を女に決めさせる男をどう思う？」と一蹴するところが良い。若い頃は仮面ライダー一号の駆るサイクロンの後ろに乗って顔を赤らめていたのが、今はZXの後ろで「ニヒヒ」と笑ってるところがかわいいと言う、ちょっといい感じのキャラクターになっています。ちょっと、この先の展開が楽しみです。