酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2010/08/03

「バンキシャ」終了させても同じ事を繰り返すだけ

先日、秩父山中でろくな装備をもたずに山中に取材に入って、予想通りに遭難にあった日テレの記者とカメラマンがいましたが、局とガイド役の証言の食い違いが面白かったです。局の言う「しっかりとした装備」というのが、Tシャツにジャージって言うのとは、誰も思わなかったでしょう。局が言っているのはあくまでも建前で、実態はガイド役の方が話した通りだったと推測されます。で、ちと考えてみたのが、TV局が如何にして正義たり得なくなったのかってこと。
まず、前世紀に於いては、TV局は「正義」と信じられていました。何故でしょう?真実の報道という錦の御旗の下、映像というリアリティのある手段を用いた報道はそれなりに説得力があったからです。もう一つ、視聴者は取材現場が実際にどのような状況だったかを知る手段はなく、取材現場に居合わせた人間はそれを他人に知らせる術がなく、報道内容の確認のしようがなかったというのもあります。実は、これが重要。インターネットや携帯電話が普及し、ほぼすべての携帯電話に静止画/動画の撮影機能が組み込まれた現在、少なくとも都市部で発生した事件/事故/災害等の取材現場には、TV局以外に映像を伝える事ができる人間がいる事になります。また、YouTube等の動画投稿サイトの普及と、2ちゃん/mixi/twitter等の各サイトでの情報共有により、取材状況を確認できる様になった事も重要です。結果、報道内容と事実との乖離が明らかになり、報道内容から報道番組、ひいてはそれを放送するTV局の信頼性が揺らいで行った訳です。少なくとも、在京のTV局で、この辺りの改善に力を入れている局は皆無です。それは、すべての局の報道番組で事実の捏造/歪曲が行なわれ、それが明らかになるたびに「お詫び」と称してアナウンサーが頭をたれるだけの状況からも明らかでしょう。これ、取材したスタッフ/責任者/プロデューサー等が土下座して詫び、責任の所在を明らかにした上で、減俸を含む処罰を与えるくらいでなければいけないはずなのに、どの局もそう言う事実はないですよね。つまり、表面上は詫びたのだから、禊は終わったと考えている訳で、そう言う無責任性がさらに信頼性を落としているはずなのに、それを改善しないのが明白な訳ですよ。視聴者だってバカじゃありません。そうした態度と姿勢が分かってからは、TV離れがどんどん進んで行く訳です。自分たちが負うべき責任を取らないところを信頼する事はできませんから、「正義」と言う錦の御旗等は信頼できない訳です。
中でも、日テレのバンキシャは既存の報道番組として、異常な程に捏造された報道を行なっているのが分かっています。多分、取材に関わるスタッフから責任者まで、すべてがそう言う体質だからでしょう。ここのところの大ヒットは、先日のラブプラス+のタイアップ企画の取材でしょうね。とにかく「キモオタ共がこんな気持ち悪い事をしているから、みんなで笑ってやろうぜ」という結果ありきの取材だった様ですが、ほとんどの「彼氏」達が紳士的にまともに振る舞った様で、取材日と称した日にはいなかった人物をでっち上げた様です。これは、日刊フジ等の取材でも明らかになっています。しかも、客室でのインタビューを、ホテルのスタッフ及び同行のコナミの担当者が放送当日まで把握できていなかったと言うから、これは明らかに捏造でしょう。少なくとも、無許可で取材したのは明らかですから、ホテル及びコナミは日テレ関係者を出入り禁止にしてもいいと思いますよ。しかも、ホテル側は「予約を取り違える」等と言う風評を立てられた訳で、名誉毀損と営業妨害という事で訴えてもいいんじゃないでしょうか?

自らの手で自らの首を絞めているのに、その手を離さない様なところは、自滅するだけですけどね。

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1 Comments:

At 7:46 午後, Anonymous 木藤 said...

先ずは、資格取得おめでとうございます。
「同じ事の繰り返し」は過去の成功体験から変える事は難しいでしょうね。
そう言うのは綿々と引き継がれますから。

で、横道に逸れますが、iPhone/iPod touchから書き込もうとすると認証用(?)の画像が表示されません、これは当方の
環境だけの問題かもしれませんが。

因に共にiOS 4です。

 

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