酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2010/04/30

自衛隊はこういう乗り物を実用化すべき

なにげなくYouTubeをだらだら見ていたら、こんなラジコンの動画に突き当たりました。昭和の特撮ブーム時代を覚えている方ならば分かるでしょうが、「帰って来たウルトラマン」の地球防衛組織であるMATに配備された、支援用航空機のマットジャイロのラジコンです。これが、意外な程によく動いてくれるんですよ。MATの航空機と言えば、主力戦闘機であるマットアロー1号、対地攻撃機であるマットアロー2号に眼を奪われがちですが、輸送や対地攻撃支援等を行なったマットジャイロを忘れる訳にはいきません。何しろ、ダクテッドファンの上にティルトロータの採用により高度なV/STOL能力を持ち、地上をゆっくりと移動する攻撃対象(=怪獣)に強力な一撃を加える事を目的とした機体な訳です。今で言う戦闘ヘリの先駆けみたいな機体だったんですが、ラジコンとは言え、これが空を飛んでいる姿って言うのはなかなかに見応えがあります。設定上、機体後部はカーゴベイになってまして、ジープ程度の輸送能力はある訳です。となれば、日本の支援航空機としては、十分にありなんじゃないかなぁとも思う訳ですよ。緊急発進のインターセプターには向きませんが、現在のヘリの運用のかなりの部分をカバーできるんじゃないかと。しかも、世界中のどこでも実用化していない、ダクテッドファン+チルトロータースタイルですよ。自衛隊の次期戦闘攻撃縁として、実用化してもらえんでしょうかねぇ。ちなみに、ダクテッドファン+ティルトロータの実験機として有名なベルX22以降、この方式の実用機はありません。ティルトロータ方式に限定すれば、X22の発展型のV22オスプレイが実用化されてはいますが。自衛隊で、これ自主開発しません?

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