酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2009/05/31

BPOに訴え出てもいいのかな?

先週の楽しいニュースに、「陵辱系エロゲーの製造販売禁止」って言うのがありました。個人的には、ほとんどゲームはやらない状態になっているのでどうでもいいんですが。報道したのはTBSで、実はこれがまったくのでたらめだったことが後に明らかになりましたが。ゲームの審査をやっている業界団体から、そういう事実はないと言うファックスが届き始めているそうですから。
まぁ、ちょっと穿った見方をする事も可能です。たとえば、
  1. 報道したのがテレビ局のTBSだった
  2. TBSは昨年度の営業赤字が在京TV局中最悪であった
  3. ここ2〜3年に限れば、取材関連の不祥事はTBSが最多であった
  4. イギリスの議会で問題になっていた
まず、ここ数年の視聴率の低下に関して、各テレビ局では「ネットやゲーム等に費やされる時間が増えたため」だとしてきています。つまり、ネットやゲーム等に関しては、テレビ局の敵だと言う主張を繰り返してきた訳ですな。そういう見方をしているところが、ゲームに関していい顔をする訳がありません。まして、イギリスの議会で問題になったと言う報道を受けていれば、悪意を持った取材になる事もあり得るでしょう。まぁ、結果論ですが、TBSは昨年度の営業収支の赤字額が最大になった訳で、特に恨みが強いだけではなく、話題作りと言うか、注目を集めようとしたとも言えます。さらに、TBSの場合には、ここ2〜3年はネットでたたかれている事が多くなっています。取材内容や放送内容の捏造から、一面だけを取り上げる悪質な編集、取材のためと称して道交法を無視する等々、自分たちが倫理的にたたかれる事が多いため、他人への攻撃姿勢が強くなっているとも言えます。そして、何よりも、今回の報道でもそうなのですが、一切謝らないテレビ局が信頼を失うのは当たり前の事だと思うのです。
悪いけど、視聴率稼ぎのために、弱者を叩くと言う姿勢にしか見えませんでしたよ。自分たちは、ドラマ等でレイプ等の題材を取り上げる事が多いにも関わらず、自分たち以外が悪いと言う事には喜んで食いつくと言う姿勢は評判を落とすだけじゃないんでしょうか?逆に、業界団体の方は、こういう報道に簡単に屈するようではだめです。今の世の中、この程度の事で販売を禁止したりするのであれば、次々に要求がエスカレートするのは目に見えています。今は自分がいやだと思う事はすべての人間が同じ思いであると信じ込むような、狭視野で偏執狂的な人間が多いので、すべての意見を聞いていればいっさいの商品が出せなくなりますから。

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