酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2009/05/28

求める彼の地、風光明媚〜

前にも書きましたが、買ったはずなのにどこかに行ってしまっていると言うCDの最たるものが、この「太田螢一の人外大魔境」です。元ネタは小栗虫太郎作の「人外魔境」で、オリジナルのLPレコードを聴いたのは、確か大学の時の友人宅でだったと思います。CDが出たと聞いた直後に買いに行き、あまりの怪しさに狂喜乱舞した記憶があります。いやいや、こういう怪しさ200%くらいの作品って、割りと好きなんですよ。で、収録されている曲目は、ほとんどすべてが「人外魔境」の作品をモチーフにしたものばかり。いくつかの曲は、今でも空で歌えるくらいに覚えてしまいましたよ。でも、CD自体は既に絶版。しかも、こんなに怪しい曲ばかりなので、インターネットでの販売も望むべくもないと言う有様でして。もちろん、iTunesStoreにもありませんでした。その上、ヤフオクにまで登録がないと言った状況なのです。あああ、どこに置いたんだろうか?!
小栗虫太郎の「人外魔境」は、今でも一部が青空文庫等で読む事が出来ますし、日本の冒険小説の傑作であると思ってます。手元には角川文庫版がありますけど、これも絶版だろうなぁ。

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