不老不死を望むのか?
いや、テレビで「不老不死」なんて言うのをやってたんですが、そんなにいいものなんでしょうか?過去から現在に至るまで、小説から映画、漫画やアニメに至るまで、ネタにされなかった年は無いと思うのですが、そんなに欲しいものなんでしょうか。むしろ、不老不死そのものが目的ではなく、それに伴って永遠に続くはずの現在の栄華を望んでいると思うのですが、そんなものが長続きする訳も無い訳ですよ。10年20年程度の長生きならば考えられない訳でもないのですが、1000年2000年なんてスケールで見ると現在の栄華がそんなに続く訳も無い、と。「不老不死」って言う事は「死ねない」のと同義であって、どんなに苦しんでも、死ぬ事が出来ない事も意味します。悪い見方をすれば、永遠に苦しみが続く訳で、まさに無間地獄にいるのと同義と。まして、親しい人たちが次々と自分を置き去りにしていなくなってしまうと言う現実の繰り返しには、永遠に耐えられる様な強靭な精神を持つ人はいないでしょう。そんな事がわからないはずも無いのに、人は不老不死を求めます。何故でしょうかねぇ?
多分、不老不死を得た人たちは、わずかの間に死ぬための研究を始めると思いますよ。
ラベル: 気違い沙汰の話
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