酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2007/10/02

秘剣流れ星

と言う訳で、「シグルイ」です。よく「ベルセルク」と比較される事が多いのですが、なんだか違う感じがするんですよね。シグルイは正常な思考の果て、一つの道を究める過程に潜む静かな狂気の様な気がするんですが、ベルセルクにあるのは基本が恐怖なんですよ。ベルセルクに狂気があるとすれば、ダイナミックな恐怖から来る集団的な狂気なんですね。どちらも作品としては面白いんですが、個人的にはやはりシグルイの方を押したいと思います。ベルセルクは物語のベースがファンタジーなので、今ひとつ入って行けないって言うのがあるんですけども、
虎子の皆さん方は経験がおありでしょうが、「流れ」を木刀や模造刀で試そうとすると、指に大変な力が加わります。それこそ、天井に人差し指と中指でぶら下がれる位に。ところが、六巻末で虎眼先生が見せた回転式の流れ星の場合、遠心力が加わるため、意外と楽にまわる事が出来ます。一度、お試し…って、できるかい!いや、でも流れ星とか星流れって言うのは、多分回転するところまでが一つの挙動なんだと思いますよ。間違っても、駅のホームで折り畳み傘を使った回転式流れ星はしない様にしてください。とても危険ですから。

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