酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2010/05/30

えがちゃんの名言

江頭2:50さんは独特の芸風の芸人さんだと思うのですが、恐ろしいほどの名言を生み出してもいます。特にこの二つの台詞はすごいです。

「目の前で悲しんでいる人を見つけたら何とかして笑わせたい。
そのためなら警察につかまってもいい。寿命が縮まってもいい」

「生まれたときから目が見えない人に、
空の青さを伝えるとき何て言えばいいんだ?
こんな簡単なことさえ言葉に出来ない俺は芸人失格だよ」

多分、江頭さんと言うのは、人の悲しむ姿を見たくない人なんだと思います。笑みと言うのは悲しみの中からは生まれませんので、自分が犠牲になったとしても、他人を悲しみから救いたい。そう願う覚悟のある方なんだと思います。ある意味、仮面ライダークウガの五代雄介に近い発想が出来るんでしょう。二つ目のは名言と言うよりも、もっと別の何かです。色と言う概念を持てない人に色を説明するなんて言うのは、普通に考えれば、芸人でなくても不可能に近いです。でも、それが出来ないのは自分に能力がないからだと断言してしまう、それだけ自分を追い込んでいるって事かと理解しています。先の姫の舞台を見た方はわかると思いますが、ちょうどこの光景を具体的に演じるシーンがありました。結果は得られずじまいだったわけですが、でも、こんな名言を語れる江頭さん、少し見直しました。これだけの覚悟をもった芸人が、どのくらいいるかはわかりませんけどね。

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