「悟空道」


三蔵法師が女性というのは、まぁ、テレビ版の影響なのはしょうがありません。ここですごいのは、単に女性が男性役を演じているというレベルではなく、「白い袈裟の内側に蜂蜜色の肌を隠し、男を誘いたぶらかす色欲の淫獣」で、傾国と呼ばれる人間界の最終兵器として描かれており、目的は天竺に経文を取得しに行く事ではなく、獄界の魔物を悟空に退治させる事な訳です。なまじ、僧侶としてはまともなだけに、ちょっと不憫と言えば不憫ですが。
ただ、この間にもあるのは、山口流の言葉使い。この辺りだと未だ少ないのですが、やはり「仏契」と書いてぶっちぎりと読ませるのはなかなか(笑)。
ラベル: コミックス
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