良い作品は読まれ続けるのです
今朝方、ちょっと驚きの光景を目の当たりにしました。とはいっても、通勤電車で小学生が一冊のコミックスを読んでいただけなんですが。そのコミックスは装丁が妙に古くて、カバーの縁がぼろぼろだったんですよ。そのタイトルを見て驚いたわけです、「ぼくの動物園日記」。記憶が間違っていなければ、私が小学生の頃に連載されていたはずで、少なくとも30年以上も前の作品なのです。実は作品のモデルがおりまして、元上野動物園勤務、東武動物公園の初代園長にして、元名誉園長であった故・西山登志雄氏。私の世代だと、カバ園長と言う名前の方が通りがいいのですが。まぁ、作品の思い出はいろいろとあるんですが、そんな昔の作品の単行本が今でも残っている事に驚き、それを今時の小学生が読んでいる事に驚いたわけです。まぁ、動物飼育のマンガですから、世代を超えて受け入れられやすいのでしょうが、それにしても意外ときれいに残っていたものだと。残してくれていた方々の努力と、それを今でも真剣に読みふけっていた小学生に、ちょっと感動してしまった訳です。いや、朝っぱらからいいものを見させていただきましたよ。
今、各雑誌に連載されている作品は、30年後にどういう評価になっているんでしょうかねぇ?
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