酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2009/09/08

東宝「特撮映画」ベスト3

有名所の怪獣がでてこない特撮映画って言うのも東宝には意外と多いんですが、個人的に選ぶとすれば、「地球防衛軍」「宇宙大戦争」「妖星ゴラス」の三作品をあげておきます。共通しているのは、国連が主導で対策に当たっている事、全人類挙げての攻防戦になっている事でしょうか。妙にね、こういうのが好きなんですよ。どこかの国が主導で対抗策をねり、戦いを挑むなんて言うのではなく、国連と言う人類の代表が表に出て、全人類の総意の下に戦いを挑むって言う方がかっこいいと思うんですよ。前者の代表がIndependence Dayであり、後者の代表が地球防衛軍です。もしかして、国連と言うのが人類の代表として描かれているのは、東宝の特撮映画の中だけかもしれませんが。
とりあえず、三作品にしぼると、一番好きなのは「宇宙大戦争」です。クライマックスの戦闘シーンでかかるBGMは、おなじみの伊福部サウンドによる戦闘マーチのアレンジですが、このアレンジが一番好きです。この戦闘シーンそのものも、戦闘の精悍さとともに、悲惨さがよくでていると思うのですよ。そもそも観測ロケットを改造した程度の運動性能しかない戦闘ロケット機の機首に、進行方向にしか撃てない熱戦砲を装備して突撃するなんて言うのは、今ならば考えもしない事でしょうね。ナタール人の円盤は、旋回機銃でもついているかの様に、かなりの角度で破壊光線を発射できるんですから。でも、重要なのは、そういう思いをしながらも、「地球を守る」と宇宙(そら)に上がって行ったパイロットたちの覚悟なのだと思うのです。そういう訳で、YouTubeに上がっていた宇宙大戦争の戦闘シーンです。
この後に、戦闘ロケット機集団の最後の通信が入り、「最後の突撃を敢行する」となる訳ですよ。うう〜ん、カッチョいい!

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