酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2009/07/24

「仮面ライダーSpirit」16巻

「仮面ライダーSpirit」の16巻を買って来ました。そういえば、月刊少年マガジンに移った「新・仮面ライダーSpirit」の連載が始まりましたね。今のところは、初期「仮面ライダー」のアナザーストーリーですが、本編との絡みが楽しみです。
16巻は、ついにというか、ストロンガー編完結です。表には赤く燃え盛る炎、内側には青白く燃える炎を持つ、まさに戦士と言うべきストロンガー。破天荒ですが、めっちゃ、カッチョ良いですよ。ベストシーンは、電波人間タックルと奇械人スパークを後ろに従えた、仮面ライダーストロンガー変身シーンです。ただし、ベストな台詞は風見志郎の「天に召された女と…、大地に眠った男の分まで、悪を倒せと…」です。風見志郎からこんな詩的な発言が出るとは思いもよりませんでした。それにしても、デッドライオンのヘタレっぷりは、ちょうど良い笑いネタですな。まさに、出来の悪い幹部の見本みたいな感じです。いやぁ、ブラックサタン全滅の上で「今回はこのぐらいで引いといてやったが…」って言うのは(笑)。多分、ストロンガーはこのまま東京に移動して、対デルザー軍団の切り札として活躍する「はず」なんでしょう。
一方で、アマゾン編が佳境に入って来ていますが、蛇の生殺し状態でした。一番盛り上がったところで、次回がいつになるか分からないって訳ですから。仮面ライダーのなかでも異色中の異色の存在のアマゾンですが、一番悲劇的な目に遭っているライダーかも知れません。これほど良い笑顔で、これほど明るいライダーはいないんですが、その裏返しで悲劇的な目に遭うと言うのは…。
まぁ、全体のストーリーのなかでも重要なターニングポイントである16巻ですが、これでしばらくはお別れ的な状態になるのが哀しいですねぇ。

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