酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2008/12/27

カプセル兵団「双龍無影伝」

そういう訳で、行ってきましたよ、さゆさゆの舞台「双龍無影伝」。ちょっと長めの2時間15分の予定で、実際にはおおよそ2時間半ほどの上演時間でした。ちょっと、お尻が痛くなる感じですかね。席に着いてみると、前の席と横の席が元銀座の常連さん(笑)。ちょっと外れたところに、もう一人といった感じでした。隣は、先週あったばかりの謎の人(笑)。事前にチェックした過去の上演作品から、かなりビジュアライズというか、視覚化を意識した劇団だということはわかっていたんですが、実際にみてみるとかなりユニークな解決方法を採用した劇団でした。今までみた劇団の中では、一番視覚化を意識させる集団でしたよ、マジで。例えば、姫の舞台だと、あたかもそれがそこにあるかのごとくに演技をする訳で、普通の舞台の場合にはそれでいい訳です。ただ、この方式では欠点がありまして、アニメや特撮番組等の特殊な効果を伴う映像を意識させるところまではいかない訳です。具体的にいえば、ドラゴンボールのスーパーサイヤ人の黄金のオーラとか、北斗の拳の北斗百烈拳や北斗羅漢撃、暗黒オーラなどの表現は難しくなります。つーか、あり得ぬだろう。それを人的及び演出上の手法によって、「見せる」ことを可能にしているので、すごいなぁと思うのです。後は、細かな小ネタがそこら中に仕込まれており、わかる人にはわかる笑いがそこら中に(笑)。ベースになっているのは「項羽と劉邦」の逸話で、そこに劇団オリジナルの味付けを施してきています。ストーリーも、「起承転転転結」という感じで、かなり変化に富んでいます。一言でいうと、ものすっっっっっごく面白かったです。これから見に行く方は、是非とも楽しんできてほしいと思いますよ。
ちなみに、さゆさゆの役割は封印されていた拳法の達人の女性。いや、さすがというべきか、舞うがごとくのアクションは綺麗としか言いようがないです。中盤から後半にかけて、かなり重要なキャラクターなので、注目しておいてください。やっぱり、美人がアクションをしたときに、きれいな動きだといいですよね。
終わった後、某お好み焼き屋に行く方々と分かれて帰宅しましたが、同行した新宿駅まではものすごく濃ゆい話で盛り上がりました。さすがは、元銀座店のヲタ常連の皆さん(笑)。劇団の過去の作品に関わる話から、LD/DVDのボックス買いの話、レアなビデオなどの話で、盛り上がること、盛り上がること。こういう方々がいたからこそ、銀座のお店に行く価値がありましたから。さて、今月は元銀座店の方々にお会いすることが多いんですが、残すのは有明方面で会えるだろう最後の一人くらいですね。さて、明日からは有明方面に出張だ(自爆)。

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