酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2008/10/19

箸、ちゃんと操れますか?

いやいや、疲れが取れないっちゅうか、なんちゅうか、本中華!そば屋でのヒューマンウォッチは相変わらず続いているんですが、やっぱり、箸の持ち方から腕や丼の持ち方まで、突っ込みどころが満載な方が多いのは事実です。受験勉強をするよりも、そういう日常の行儀作法や、一般的な常識やマナーを心得る方がよほど重要だと思うんですけども。
今でも見かける事が多いのが「握り箸」。そば屋で見ていると、まともにそばがつかめないんですな、これが。上に乗っている具は未だいいとしても(突き刺すのはいささか野蛮に思えますが)、もりそばなんかはとても食べにくそうです。つか、そこまで食べにくいんだったら、マイフォークでも何でも持ち込めばいいのにと思ったりもしますが、それは彼らが考えもしないのか、プライドを傷つけるのか、見た事がないです。むかぁし、昭和の半ば頃によく言われた話で、「日本人が頭がいいのは、箸を使っている所為だ」っちゅう説がありました。これ、もっともらしい理由がありまして、つまり、「箸を使う事を幼少の頃から叩き込まれ、細かな作業を繰り返し行う様になった結果、脳内でそういう作業に対応した領域が発達して、頭がよくなる」っていうわけですな。嘘か、ホントかは知りませんが。もしそうだとすると、日本人の学力が低下してきた理由の一つには、こういう細かな作業に気を使わなくなったためと言う事も可能な訳です。これ、箸が操れる事が目的ではなく、その過程で試行錯誤をして身につける事が主目的なので、すぐに結果だけを求める輩にはできない事だと思うのです。
箸の握り方や椀の持ち方なんて、家庭で親が教える事だと思うんですが、そういう事をしてこなかったから今のような訳の分からん連中がでてくるんですかね。モンスターペアレントとか、素直に他人の幸福を祝えない輩とか、自分は死にたくないけど他人は殺してもいいんだ等と考える輩とか。全く持って、嫌な世の中になったもんです。

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2 Comments:

At 10:57 午後, Anonymous 匿名 said...

どもども。
ところで箸ですが、箸で豆つまんで取り皿へ、という作業が実際にテストとか訓練でありますな。対象はむろん老人です。

指先の細かいところに神経つかうことと指先の細かい作業そのもので脳みそが活性化するそうです。
細かい手作業してる職人さんとかがボケないという理由の一つなんじゃないかと思ってます。

 
At 11:02 午後, Blogger いとうみき said...

姉御、どもです
箸が操れない方は、米どころか、豆ですらもつまめないかもしれませんが(苦笑)。少なくとも、握り箸ではこれは難しそうです。姐御の言っているテストですけど、もしかして、一定時間に何個をつまんで皿から皿に移動できるかって奴?このあたり、リハビリのメニューにも入っていそうですけども。

 

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