酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2008/06/26

最期に食べるのは卵掛けご飯だな、やっぱし

という訳で、物価の優等生と呼ばれた卵が、ついに大幅な値上げになるとか。帰宅途中の電車の中で、隣の人が見ていた小冊子(雑誌かな?)のタイトルに、「地球最期の食事で食べるなら卵掛けご飯」なんてのがあって、ちょっと共感してしまいました。そういえば、卵掛けご飯って田舎にいたときは朝飯の定番だったりしたんですが、大変おいしくて好きなんですよ。彼の「美味しんぼ」でも、卵にまつわるネタは何度となくやってましたしね。
で、その卵掛けご飯ですが、だいたい2種類に分かれますよね。一つは卵の黄身だけを使った濃厚な味を楽しむタイプと、白身と黄身の両方を使った、トロロ飯を食っているかのようにかっ込むタイプ。各家庭での食い方にもいろいろとあるんでしょうが、うちの田舎はどっちもオケッ!熱い飯に卵の黄身だけを乗せて、濃厚な味の飯に変えるのは応えられません。チャーハンとか、ピラフとか、オムレツとか、およそ考えられる飯の食い方の中でも一番だと思うのです。特に、山盛りに持った飯の真ん中に穴をあけて、黄身を落とすときのなんても言えない気持ち。これは何物にも代え難いものがあります。
一方、いくら私でも、体調を崩したときには、これはきついものがありまして、そういうときに使うのが全部入りの卵掛けご飯。白身と黄身を小鉢に入れて、ちょっと多めの醤油をかけてかき混ぜます。それをちょっと少なめの飯にぶっかける訳っすよ。白身がある事であっさりとする事と、量の比率が変わる事で飯がするすると腹に入っていく訳です。強いて言えば、きちんとした専門店で食べるとろろ飯みたいな感じですかね?!朝飯だったら、これと漬け物、みそ汁、アジの開きでもあれば、ほかには何もいらないです。う〜、無償に卵掛けご飯が食べたくなってきましたよ。
と、ここまで書いてきて、ふと思ったですよ。今の若い子は、ちゃんと卵を割れるのかなって。自分で割って、小鉢に落とし入れて、殻の欠片が入っていたら箸の先で取り出すなんて作業。私の世代ではほぼ常識なんですが、今の子たちにできるのかどうか…。ちょっと心配ですよ。

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