ゲーム脳とかって言われてもねぇ。
殺人事件の容疑者が、通り魔的な殺傷事件を起こした事がニュースで取り上げられていますが、犯人がゲームマニアであった事から、ニュース番組のコメンテータが異口同音に「ゲームと現実の区別がつかなくなった」と言うのは何とも。推理小説を読んだ人間が殺人を犯しても、そんな事は言われやしないでしょうに。以前、マスコミが取り上げていたゲーム脳だって、最終的にはこじつけであった訳で、専門家からはとんでも論と言われていますよね。何でも自分の理解の範囲外の物と結びつけて、トンでも論を展開するのはどうしたものかと思いますよ、それも繰り返しですからね。なるほど、テレビゲームがもてはやされるほど、視聴率的にはテレビ局はまずい状態になると言う訳ですか。あなた方の贅沢な暮らしを支えるためには、テレビゲームは自分たちの考慮する状況以下、あるいは制御下に置いておきたいと言う事ですね。
まぁ、とんでもコメンテータの筆頭は大谷某でしょうが、攻撃するためには自らが発した言葉ですらまげて解釈すると言うトンでも論者なので、「ゲーム大会に出た」+「秋葉原にいた」=「犯人はゲームと現実の区別がつかないオタクだ」から「全てのオタクは犯罪者予備軍」と言う持論を展開するんでしょうねぇ。いやだいやだ、知識がないのをごまかすための責任転嫁と、攻撃するためには持論を曲げる事も辞さないと言う態度は、とても師匠の「ジャーナリズムの基本は伝えることではなく弱者の訴えを代弁する事」を継承しているとは思えない行動ですけどね。
ラベル: 気違い沙汰の話
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