酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2007/11/15

かき混ぜてうまいもの

思うところがあって、こんなテーマで書いてみようかと思います。
米の飯って言うのは、現代日本人に生まれたからには、まさに主食としか言えないモノで、これを中心に食生活がまわっていると言っても過言ではありません。もちろん、「私的には」ですが。で、今回は、飯の上に乗っけて、かき混ぜて食うとうまいモノについて書いてみようかと思います。
朝飯がメインにはなりますが、何かを飯に乗っけてかき混ぜて食うなんて言うのは、ごくごく当たり前の食生活でした。米の飯がうまくて、それを食うのが楽しくて、止められない感じではありましたが、乗せてかき混ぜてもうまいモノって言うのは数限りなくあるんですよね。ではでは、個人的なランキングでいきましょうか。
第3位はぁ(ダラララララララ、ダン!)、「バター醤油掛け」です。熱々のご飯の上にバターを乗せると、見事に溶けて行きます。適当に溶けたところで、上から醤油を少しかけて、かき混ぜて食う。お上品に食べるんじゃなくて、がっぱがっぱと勢いよく食べる。普段食べている米の飯のうまさに加えて、バターの濃くと甘み、醤油のしょっぱさがうまい具合に重なって、とても美味しいのです。コツは、熱々のご飯に、ちょっと多めのバターと醤油ですかね。これだけで、なんか幸せな気分になれましたよ。これ、昔の「美味しんぼ」でも紹介されていた様に思います。
では、第二位はぁ(ダラララララララ、ダン!)、「魚の煮こごり」です。田舎にいた頃には、うちの母親がいろんな魚を調理してくれたんですが、私が好きだったのが魚の煮付けでした。カレイとか金目鯛なんかを煮付けたら、食べたあとにその煮汁を皿ごと冷蔵庫に入れて冷やします。うちの流儀は、この時には残った骨や肉等もそのまま入れてしまいます(単にずぼらなだけか?!)。翌朝、冷やした皿には煮こごりができていると言う訳です。魚の旨味がたっぷりとでた煮こごりは、一晩時間をかける事で味が落ち着き、冷やされる事でゼリー状に固まります。これを飯の上にかけるとすぐに溶ける訳ですが、魚の旨味がたっぷりと出た煮汁は、とても美味しいのです。よくテレビのグルメ番組でもキンキの煮付け等が紹介されますが、煮こごりは紹介されないんですよねぇ。
そして、栄光ある第一位はぁ(ダラララララララ、ダン!)、「卵掛けご飯」です。まぁ、これに敵う様なかき混ぜご飯はまずない訳ですが、うちの流儀は卵黄だけを使う事です。米の飯を茶碗に山盛りにもって、中央にくぼみを作り、その中に卵黄だけを入れます。ちょいと醤油をたらしてかき混ぜて、がぁ〜っとかっ込む訳です。やっぱり、日本だとある程度は安心して生卵を食べられるので、いい日本の朝飯って感じですよ。栄養もたっぷりですしね。ちなみに、卵白はみそ汁に入れて、ちょっと暖めてから食べますので。
うまい日本の飯って言うのは、こういう食べ方が許されるところにもあるんじゃないでしょうかね?米の飯って、もっときちんと取り上げられてもいいと思うんですけどねぇ。

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