酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2007/07/09

ブラウザ上でアプリケーションが動作する日

最近、いろんなアプリケーションがWEBアプリケーション化している様な気がするんだけど、実際にはどうなんだろう。ご存知の通り、GoogleではDocs&SpreadSheetと言うWEBアプリケーションを提供していて、これはWord/Excelの機能を一部実現している。Word/Excelの各アプリケーションに比べれば機能は少ないだろうが、普通に使う分には、十分な機能と言ってしまってもいいかもしれない。いや、すっかり肥大化して、使わない機能ばかりになってしまったWord/Excelに比べれば、実用的な機能と言ってもいいかもしれない。このアプリケーションで重要なのは、実は機能の多さではない。むしろ、FireFoxの様なブラウザが動作する環境であれば、マシン環境に依存せずに、文書作成や表計算が行えると言う事実である。つまり、OSに依存せずに実行可能な訳で、パソコンOSのシェアが意味を失ってしまうと言う事にある。WEBアプリケーション化すると言う事は、ユーザはブラウザと言うUIを用意するだけで、サーバ側にあるアプリケーション本体が実際の処理を行ってくれる訳である。新たなサーバ−クライアント形式の処理なのかもしれないが、こうなるとUI側はWEBブラウザを動作させればいいだけなので、マシンリソースも少なくて済み、小型のマシンでも実用になると言う事になる。勢い、ネットワークの速度は重要になり、gigabitEther以上の速度が要求される様になるだろうが。そうしてみると、ASUS社がこの夏にも販売開始すると言われている$199−PCや、Palm社のFaleo等が市場を席巻しないとも限らなくなる。もちろん、Macも同様で、オフィスへの帰還が可能になるのかもしれない。

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