酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2008/07/24

通り魔的殺人

秋葉原の惨劇から間もなく49日になります。もうそんなに経つのかという思いと、まだそんだけしか経ってないのかという思いが交互に現れてきたりしますけど。近々、秋葉原の歩行者天国も再開されるらしいという噂が流れており、時間とともにあの惨劇も風化していくのかな等と思います。
あれ以来、ネットに殺人予告を書き込んだとして、既に30人以上が威力業務妨害等で逮捕されていますが、ここのところは通り魔的な殺人事件もなくならないですね。で、そういう通り魔になる側の人が最初に言う動機は「むしゃくしゃしてやった、誰でも良かった」なんて言葉なんですが、むしゃくしゃしていたら何をやってもいいのか?って言う疑問と、どうして自分や親兄弟にその凶刃を向けなかったのか?って言う矛盾が、いつも思い返されます。レイープとか痴漢のときも、だいたいこの言い訳が使われるんですが、むしゃくしゃしていたら何やってもいいんですか?あなたは、他人に傷つけられても、そいつが「むしゃくしゃ…」等と言ったらしょうがないねですますんでしょうか?絶対にそんな事はないでしょう。胸ぐらつかんで、「ふざけんな!」って言うのが当たり前の行動だと思います。まして、自分の身内が殺されたとしたら、犯人を許さないのが正常な反応だと思います。でも、やる側は毎回同じ台詞を使います、「むしゃくしゃしてやった」と。多分、これは自分が「やられないから」言う言葉なんでしょうね。自分は殺されず、身の安全が図られた上で他人を好き勝手に傷つけて、後の事は知らぬ存ぜぬで通す。自分が傷つけられて、痛い思いをしないから、他人を傷つける事を何とも思わない。そういう考え方にしか思えないんですよ、こういう通り魔的殺人の犯人は。わたしから見れば、単なる卑怯者の言い訳に過ぎないんですが、別の見方をすれば子供の頃にけんかをしなかったり、ナイフで指を切ったりした経験が少ないからなのかもしれません。別に、そういうことをしなければならないなんて言うつもりはありませんが、そういう環境を構築してきたんですから、ちょっと考え直した方がいいのかもしれません。

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