酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2007/12/16

某社からお誘いがありました

某大手の会社から原稿執筆の依頼がありましたが、断っちゃいました。というのは、未だにあそこのT元編集長のやった事が許せないからです。多分、「他の部署にも徹底させます」なんて書いてあったから、二度とあそこからは依頼されないだろうなぁ。
今を去る事10年以上も前、LC475という機種のクロックアップが話題になりました。某大手出版社のMac専門誌に、このクロックアップの記事が掲載された訳です。まだできたばかりのインターネットから情報を入手して、記事として掲載した訳ですが、最初の段階で二つの疑問が生じていました。一つは、大学や企業の利用がメインであったインターネットで流通していた情報をもとに記事を作成していいのか?という疑問。もう一つは、記事中に「勝手に改造したら保証は効かないよ。だから、自己責任でやってね」という注意書きがなかった事です。たった一行の注意書きが、どうして入れられなかったのか?というのが話題の中心でした。実は、後者についてはいろんなところで波紋を広げてしまいまして、企業筋で改造の依頼が入ったり、まともにハンダ付けができなくて壊してしまったりなど、続出したんですけども。当然、当時某大手出版社がNiftyServeに開設していた公式フォーラムの会議室(当時はパソ通全盛期です)にも疑問を呈する書き込みがでた訳です。多分、多くの人間が予想していたのは、「配慮が足りませんでした、次からは気をつけます」というお約束の謝罪だったでしょう。私もそういう回答がでて、騒ぎは終わると思ってました。すると、そのMac専門誌の当時の編集長だったT氏が、「お前ら読者の意見なんか聞いちゃいねぇ、俺らの特集に文句つけるな」的な書き込みを、編集長のIDとシグネチャ付きで書き込んだんです。当時のログ、まだありますけどね。いくらなんでも、雑誌の責任を持つだろう編集長がこれはないだろう。心の中で思っている事かもしれないけれど、それを公式会議室で書いちゃだめだろう。そう思ったユーザーが少なくなかったのは間違いないです。ええ、当然、書き込みの量は増えましたし、フォーラム全体へのアクセス数も増えました。今でいう、ブログの炎上状態ですかね。その後は、見事に攻撃側と擁護派にわかれての喧々諤々の一騒動って訳です。最終的には、そのT氏の「話題作りのためにやった」という説明だけで終わり、謝罪は一切無しという結果でした。もちろん、本誌の方にも謝罪文はなく、読者コーナーに「建設的な意見をありがとうございます」的なコメントが掲載されただけでした。私は、この編集長がとった行動が、今でも許せません。自分の利益になる事で、多くの他人を巻き込んでもかまわない的な考え方で、謝罪も無しなんて態度が許せませんでした。今は上の方の人になっていて、きっと当時の事は忘れているでしょうが…。某大手出版社は、私が最初に読んだPC雑誌の出版元でしたし、割りと面白い記事が多かったんですけども。結局、そこから先はその出版社の本は読んでません。
原稿依頼そのものは、1年ほど前からやっているもう一つのブログがらみの事だったんですが、継続しているとどこかで人は見てるんですねぇ。

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