人々よ!魂の故郷に帰れ!
某画像掲示板で話題になっていたので、本棚の奥から引っ張りだしてみたんですが、とてもじゃないけど「ズッコケヒーロー」とは言えない様な内容に愕然としました。同じ作者の「パットマンX」の方が、「ズッコケヒーロー」と言う意味には近いでしょう。とてつもなく哀しい内容の上に、人の非情さや差別感がありありと描かれていて、読み終わったあとに心が荒む感じでしたよ。デロリンマンは狂人なのか、愛の伝道師なのか?人は容姿だけでどこまで他人を決めつけたり、心ない言動をする事が出来るのか。なんだか、今の時代がこの漫画の中の世界に近づいている様に思えてしまうのは、決して私だけではないと思います。って言うか、私だけではないと思いたいです。もっと、人には優しく、外見だけで判断しない、お互いが信頼しあえる様な世の中にならんモノでしょうか?って、キットそんな世界は夢物語なんでしょうが。秋葉原辺りでも、いわゆるアキバ系を見下げる様な態度を取る観光客が少なくないのですが、あんた方の方がよほど人としておかしいと思う事がしばしばなんですけど。
ちょっと、デロリンマンを自分に当てはめてしまって、泣きたくなってしまったのは秘密だ(笑)。オロカメンの様に、強い意志を持ちたいモノです。
ラベル: コミックス
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