iTSにアニメジャンルが出来ましたよ〜

情報系のブログ等でも紹介されている通り、iTunesStoreにアニメジャンルが出来ていました。アニソンや特ソン等は従来からありましたが、お世辞にも曲数が十分とか言えない状況でした。ジャンルとして確立した事で、今後はさらに増えて行くんじゃないかと思います。細かく見れば、まだまだ品揃えは不足気味なのですが、ムービークリップの販売等、いろいろと新しい試みが始まっているようです。
最近のオリコンの売り上げを見ると、CD等の売り上げの激減振りがよくわかるのですが、ようやくオンラインでの販売に音楽業界が歩み寄る気配を見せているのかもしれません。iTSが始まった頃、声高に言われていた批判も、事ここに至ってはそんなことを言っている余裕はないでしょうし。そういえば、その昔、「アルバムはアーティストが一定のコンセプトで作ったものだから、それを一曲ずつバラ売りするとはけしからん」みたいな批判もありましたね。これって、ユーザの事を何も考えていない、業界の存続のためだけになされた批判だった訳ですが。ユーザは必ずしも「アルバム」が欲しいのではなく、欲しい曲だけが欲しいってだけなんですけれどもね。また、この批判は、CD黎明期にあった「サンプリングによって高音部が失われてしまうから、それが残るアナログレコードの方が高音質」なんて言った批判によく似ています。私からすれば、過去の利権にしがみつき、市場やユーザの動向を見極められなかった堅物にしか見えませんがね。新しいものがすべて悪いとは言いませんし、古いものにも良いものが多いのもわかります。ただ、的外れの意見は、それだけで自分の無知さとか、愚かさをさらけ出す様に思いますよ。