酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2008/03/10

作者不詳だけど、いい言葉だと思う

「犬の十戒」で知られる詩ですが、これを考えない犬好きはいないでしょう。日本語訳も秀逸です。

1. 私と気長につきあってください。
(Give me time to understand what you want of me.)
2. 私を信じてください。それだけで私は幸せです。
(Place your trust in me. It's crucial to my well-being.)
3. 私にも心があることを忘れないでください。
(Be aware that however you treat me I'll never forget it.)
4. 言うことをきかないときは理由があります。
(Before you scold me for being lazy, ask yourself if something might be bothering me.)
5. 私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています。
(Talk to me sometimes. Even if I don't understand your words, I do understand your voice when it's speaking to me.)
6. 私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで。
(Remember before you hit me, I have teeth that could hurt you, but that I choose not to bite you.)
7. 私が年を取っても、仲良くしてください。
(Take care of me when I get old.)
8. 私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください。
(My life is likely to last 10 to 15 years. Any separation from you will be painful for me.)
9. あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません。
(You have your work, your entertainment, and your friends. I have only you.)
10. 私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを。
(Go with me on difficult journeys. Everything is easier for me if you are there. Remember I love you . . .)

何頭かの犬を飼った事がありますが、一頭を除いて、看取ってやれなかったのが悔やまれます。犬って、人と一緒に歩く事を選択してくれた、数少ない動物なんですよ。多分、唯一の動物と言ってもいいです。犬は人と一緒に生きてくれるから、人は犬を大事に思うし、パートナーとしてみるんだと思います。犬を飼うって、結局、犬との共同生活って事ですから、パートナーたる犬の事を考えてあげるのが当然の事だと思います。人だって、友人同士や夫婦関係等、お互いを大事にするじゃありませんか。もちろん、悲しい最期は必ず来ますけど、その時にも一緒にいてあげたいと思えます。もしかすると、私の周りには何頭かの犬がついてくれているのかもしれないなんて思う事もしばしばです。もちろん、目には見えませんが、肉体を失っても一緒にいてくれるパートナーがいると考えるのは、素敵な事じゃないんでしょうか?
なんだか、「犬の十戒」を見て、そう思ってしまった犬好きの戯言でした。

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