酒と趣味と自堕落な日々

お酒と同人ライフと趣味の世界に浸って、自堕落に過ごす「いとうみき」の日々の日記

2006/12/13

ヒーロー役者

部屋を整理したら、ヒーロー役者「宮内洋」氏の半生記がでてきました。ちなみに、この本は大学の後輩に頼んで、サイン入りの物を買って来てもらったものです。
口の悪いファンはいろんなことを言ってますが、個人的にはこの人の考え方には共感するところが多いです。少なくとも、子供達と接する撮影の前後で、好きな酒煙草を控えるその姿勢、己を強く律するところは流石だと思います。「特撮ヒーロー番組」が教育番組であると言うことには、全面的に賛成は出来ませんが、でも多くの部分には賛成できます。いや、確かに、今の宮内氏は結構太って来て、アクションどころではないのかもしれませんが(苦笑)。アオレンジャーや仮面ライダーV3、快傑ズバットなんてのを演じていた頃はめちゃめちゃカッコ良くて、当時の子供の憧れの人だったのも事実です。そう言う作品を思い出すだに、今の特撮ヒーロー番組は何かが違う様な気がしてならないんですが。多分、同じ様に思っている人が多いので、そんな雰囲気を色濃く残している「仮面ライダースピリッツ」が受けているんじゃないでしょうか。
まぁ、「生涯一ヒーロー役者」と豪語する宮内氏に対抗できるのは、おそらくは、「実生活でもヒーロー」の藤岡=探検隊隊長=弘、氏くらいではないかと(笑)。私の世代だと、どっちもヒーローなんですけどね。
余談ですが、先日のコミックバンチ誌に連載中の「コンシェルジュ」で、昔のヒーロー役者がやけどをして、警備員のバイトをすると言う話がありましたが、おそらくは名前は宮内氏から、境遇等は佐々木剛氏(仮面ライダー2号、一文字隼人役)からとられた物ではないでしょうか。作者の方は、割りとそう言う作品が好きなのか、いろんな方々がお客として登場しているようです。