はやぶさ、最後に地球をみる
無事に任務を終えて、地球への帰還を果たしたはやぶさですが、最期のミッションとして、地球を撮影して、データを送ってきました。下のほうがグレーなのは途中で通信が途絶したためだそうで、撮影の30分後に大気圏に突入、風になったようです。イトカワを離れてからは、省エネのために電源が落とされていたカメラは、最期の最期で良い仕事をしてくれました。
サンプルの入った耐熱カプセルは目視確認されていますが、大気圏突入時の高熱にさらされていたこともあって、本日の午後に回収される予定です。わずかでもいいので、サンプルが得られるといいのですが。
こういう事に携わる技術者は、多分に現実主義者であり、ロマンチストの側面も持っています。どっちも持っていなければ、このような長期間にわたる緊張には耐えられないでしょうから。
ラベル: 日常茶飯事の話
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